GW~自転車旅初日~
「才能を持っているヤツはたくさんいる。ゴロゴロしている。
けど、その才能を生かすべく、努力する奴は本当に少ない。」
こんにし。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
私としては、折角10連休もあるのだからどこか旅に出よう。
しかし新幹線は混んでるだろうし高い。
貧民のお供の18きっぷも期間外。
レンタカーも然り。
・・・そうだ、自転車で旅をしよう。
そう思い立ち、昨年は小田原まで行ったので、今回はその先を目指そうと決心し、
4月30日~5月2日の3日間というスケジュールで敢行することにし~ました。
流れとしてはまず初日に昨年のセーブポイントの小田原まで行き、
2日目に小田原から国道1号沿いに静岡方面へ
3日目に静岡着。このような形にし~ようかと。
しかし天気予報を見ると何やら怪しい予感。
オイオイ勘弁してくれよとやれやれ系主人公さながらの感情を抱き、そして迎えた4月30日。
窓から外を見る。
雨降ってんじゃん!
もういい!自転車旅やめる!!
しかし私は岩手県民。
岩手出身の有名や偉人、宮沢賢治の詩にもあります。
風ニモ負ケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク 決シテ怒ラズ
イツモ後方デシズカニセセラワラッテヰル山岡」
そう、天気が悪かろうがやらなくてはいけない。
なぜなら私は岩手県民だから。
と、謎の使命感に駆られ、レインコート(上)を装着し、いざ出発。
ところで皆さんはアイドルマスターミリオンライブという作品をご存知でしょうか。
この作品に「ピコピコIIKOインベーダー」という歌があります。
この歌は作中で幼年期向けに作られたもので、歌詞もそれを意識したものとなっております。
例えば挨拶です。子どもたちにとって、挨拶は大事ですからね。
つまりこれから旅に出る自分も出発の挨拶が大切だということ。
子どもの頃に身につけたことは大人になっても忘れてはいけないのです。
というわけで、上述した曲の歌詞から引用
出かけるときには
\ツイタニシ~~~!!!!/
そんなわけで多摩川を西~に向かう
向かっていると、そこに見えてきたのは
ああ、知っている。私は、この場所を、知っている・・・ (うみねこのなく頃に EP8 魔法ENDより引用)
あら^~
”!?”
さて、そんなこんなで更に西に向かう。
気づけば雨は馬鹿みたいに降っているわけで。
いや本当に馬鹿なんじゃねえの・・・って自分を呪いたくなりました。
雨強いが。ズボン悲惨な事になってるが。あと靴下と靴も悲惨だが。
しかし一度決めたからには退くわけにはいかない。
なにより天候に自分の行動を左右されてたまるかという気持ちが
このときはまだ勝っていました。
そんなこんなでとある地が見えてくる。
あれは・・・八王子駅!?
そう、八王子と言えばここ。
彼はもういない。
聞くところによるとこの一日前にカスマと名誉カスマによるキャンプの集合場所だったそうで。
ここの地は未だに縁のある場所なのでしょう。
ここから南に行くワケですが、彼の元アパートがあったということは
つまりそういう事なのでしょう。
予感がしていました。というか地図に書いてありました。
因みにこの自転車旅では道中ケータイのGPS機能つまりマップ関係のアプリは使わないという制約を立てています。
たどり着いてしまいました。
おい・・・見ているかポケサー・・・
ゴリーチャペンていく232さん、見ていますか。
とりあえず記念にツーショットを撮っておきました。
さて、ここからは特別な事はありません。
強いて言うなら雨足が強くなって寒いのなんのって、
ただひたすら「雨死ね雨死ね雨死ね雨死ね雨死ね」と呪怨のように唱え始め、
レインコートの上のみ装備していたため、ズボンがびしょ濡れになり流石に詫びを入れる大西になったこと、
同じく靴下もびしょ濡れになり流石に詫び(ry
自転車(シクロクロス)に乗っていたため泥除けなぞ装備しておらず、泥はねによりズボンやら荷物やらが面倒なことになっていたこと、
伊勢原市にツイタニシした後に小田原厚木道路沿いに西~に向かったのですが、
標識に小田原まであと19キロって表示されていたのに少し走ったら23キロってなってて「???」と困惑したこととか。
あと標識とか地図とか国道県道の表示のみを頼りにし~ていたため少し道を間違えたことですかね。
そんなワケで国道1号に辿り着く。
折角だし海辺の道でも走ってみようと太平洋へ
ウーン雨が残念。
晴れてりゃ結構良かったのかもなあ。
そんで道中に立ち寄った場所をパシャリ。
かの有名アイドル天海春香さんの出身とされている場所です。
去年も来た気がする。
サービス稼働(2005年)を考えるともう30歳ぐらいなんだなあ・・・そう思うと何やら不思議な気持ちになったり。
そして紆余曲折あって着きました小田原。
ここでずっと雨ざらしにされていたため、ふと
「今日はホテル止まってグッスリ寝るか」
そんな考えが湧き出ました。当初の予定ではネカフェに泊まる予定ではありましたが、身体も寒いし心も摩耗したし、明日を考えると英気を養った方がいいと。
「満室です」
「ダメです」
「空いてません」
そりゃそうだ今はゴールデンウィークだもの。
潔くとっととスーパー銭湯で風呂に入って少し豪遊して飯食ってネカフェに泊まればよかったというのに。
しかし寒さと体力の消耗と諸々はそういった判断を鈍らせるのです。
結局、当初予定していた自遊空間で初日を終えることに。
兎にも角にも明日のために寝よう。明日だ明日!
そう決意しておやにしすることに。
とりあえず雨は死んでくれとひたすら思い続けた初日。
しかし2日目はもっと悲惨な事になるとは思いも寄らなかったのです。
つづく
2日目は後日更新します。