GW~自転車旅二日目&三日目~
「必要な時に
必要なものが出来なければ
無いことと同じだ」
おはにし
前回(https://peyp.hatenablog.com/entry/2019/05/06/192328)の続きです。
当初は2日目だけの更新予定でしたが、
それだと最終日を一生書きそうにないので、一気に更新することにし~ました。
ネットカフェで睡眠を貪り、いよいよ小田原から国道1号線を沿って西へ。
見たことのない景色、(見たけりゃ)見せてやる!の言葉を胸に走る・・・前に。
1つ、立ち寄らねばならない場所へ
そうここは小田原城
かの戦国時代、関東を約100年間ほど、5代に渡り治めてきた北条氏の居城であります。
因みにGW後半に小田原で北条五代祭りというものを毎年開催しているようでして、
特別ゲストとして前述した高嶋政伸さんをお迎えしているようです。
さて、何故ここへ来たかと言うと。
話は変わりますが皆さんはアイドルマスターシンデレラガールズという作品をご存知でしょうか。
これはさまざまな女性アイドル達をあなた自身がプロデューサーとなり彼女たちを導いていく作品でございます。
喜び、笑い、時には悩み、悲しみ、切磋琢磨し、いっぱい壁にぶつかってそれでも君が(ry そんな作品。
現在、大本であるモバゲー版アイドルマスターシンデレラガールズ、2015年より音ゲーとしてスマートフォン向けアプリでリリースされた「スターライトステージ」。この2つがメインであります。また、2015年には分割2クールでアニメ化もされました。
何を隠そう私はこの作品のキャラクターである北条加蓮という女性がとても好きなのでございます。
そして彼女が所属しているユニットには、トライアドプリムスという、渋谷凛、北条加蓮、神谷奈緒の3人からなるユニットがあります。
このユニットで披露された曲として、2015年に放映されたアニメ版アイドルマスターシンデレラガールズから「Trancing pulse」。渋谷凛をセンターに据え、神谷奈緒、北条加蓮を両翼に携えるこの曲。3人の歌声が一体となった曲は必聴です。
そしてユニット二曲目。2017年にスターライトステージで我が北条加蓮をセンターに据えた新曲「Trinity Field」。この曲はまさに力強さと繊細さと調和と魂と感情が蒼い一体の炎の渦となって心を揺さぶってくるそんな凄まじい歌でございます。
これが俺の答えだ(イキリ)
この曲をプレイ中にふとあるモノが目に入ってくる。
・・・これは!
そしてこの曲のセンターは北条加蓮!ハッ!
全ては繋がった!!!
北条氏の家紋である三つ鱗。
ゼルダの伝説に出てくるトライフォースと言った方が分かりやすいとかもしれませんが、
加蓮がセンターとして臨んだ新曲「Trinity Field」
このステージが三つ鱗を表しているのは、北条氏を示唆していると言っても過言ではないでしょう。
2018年12月1日2日にナゴヤドームで開催された
アイドルマスターシンデレラガールズ6thライブ。
この1日目のトリとして披露された「Trinity Field」
DVDが出たらアリーナ左前方に何かが見えるかもしれませんのでよろしくお願いいたします。(映らない可能性も高い)
というわけで平成も明け、令和初日にお城に参上仕りました。
当時はシンデレラガールズ総選挙真っただ中。
また、ちょうどこの前日のガチャ更新で加蓮の新カードが出たのもなんという偶然か。
これはまさしく運命だと(タ)ニタ(”タ)ニタ(”)したものございます。
そしていよいよ国道1号線を西へ。
簡単に言うと箱根駅伝のコースです。山登り。5区のあたりでしょうか。
そして見えてきました箱根町
箱根のみなさーーーーん!!!!うたわれるものですよーーー!!!
うたわれるものらじおから引用
そして道中自転車を漕いでいく。ゆるやかな登り坂です。
エモい。
車と人が多い。
渋滞している車を尻目に自転車を漕ぐ優越感と言ったら無い
だんだん人や車が少なくなり、自転車を漕いでるうちに、大切な事に気づいた。というか気づきたくなかった。愚者でいたかった。
「・・・いつまで登り坂続くの?」
写真じゃ伝わりませんが箱根に入ってからずっと登り坂。
そりゃそうだろ山を越えるんだし。当たり前ではないか。
♪この坂道を登るたびに あなたがすぐそばにいるように
感じてしまう 私の隣にいて 触れてほしい
隣に…(三浦あずさ 2007)
なんて思う余裕もなくひたすら敵意を抱きながら坂を上り続ける。
本当に地獄かここはと何十回思ったことか。
標識が出たら大体殺意の塊になっていると思ってください。
今見るとエモいけどこのときは死ねという感情しかなかった。
はやくしね
そして自転車を休み休み漕ぎ続けて
セブンイレブンに到着する。
しかしもうダッシュして一番に並ぶ気力はなかった。
というか疲れ果てていた。
しばしの休息とエネルギーと水分を得て再開
はやくしね
テメー何が28キロじゃヴォケ
こんな山の中に学校が
かすまの茶屋
下り坂だ!!ヤッター!!!(なお
そんなこんなで、というか途中はもうチャリ漕ぐ気力も体力もなくなってたので押してましたところ。
・・・何て事だ。
この高さ、我らが筑波山より高いです。
(追記 ごめんなさい3メートル低かったですので同じくらいです)
今日のスタート地点が小田原だということを考えますと、
自転車で筑波山のふもとから頂上まで登ったってことです。恐ろしい。
しかしここまで来たし後は下るだけやろ!ってかもう登れないしそんな体力無い
そして少し漕ぎだすと下り坂になり、遠くに湖が。
どうやらこれが芦ノ湖ってヤツらしい!ヒャッホイ!下り坂最高!!
箱根駅伝のゴール地点がちょうどこの辺のようで。
そう考えると選手たちは凄いところを走ってるんだな・・・と。
素直に尊敬です。
当たり前ですが下ったということは登りがまた始まるという事。
道中の地図に箱根峠という文字が見えたため、
また登るのか・・・(ゲンナリ)とゲッソリしていたが
終わったが。
そして遂に自転車で関東脱出!おめにし~!
ここからはただひたすら自転車で下っていました。
スピードも出るわ出るわ。
自転車で出す50キロって滅茶苦茶怖いな・・・
前方の軽自動車がペースメーカーとなっていたため、
後ろから猛スピードで車がって事にならなかったのが幸いでした。
途中の絶景としてはこんな感じ
道中に、三島スカイウォークというものが見えてきました。
なんか有名な所らしい。そういえば両親がこないだラインで送ってきたし
テレビかなんかでやってたな・・・よし!
寄りました。
ちなみに駐輪場に停まっていたバイクに
某沼津のスクールアイドルをモチーフにしたステッカーが。
それにしても凄い所に吊り橋かかってんなと
吊り橋の途中から。絶景。
逆サイドを見るとなんとターザンしている人達が
器具でしっかり固定されているとはいえビビる。
しかし楽しそう。
道中風景その2
そして反対側へ渡り切りました。
人大西だったので、渡るのに10分以上かかりました。
早く歩けや。止まるな。
周りを見渡すとアスレチックもあるようで、
これもなかなか楽しそう。
そして 念願のついたにし
ちょっとした遊びでアイドルを飛ばしていました。
ここである問題が。
昨日は散々な大雨でありテンションが萎え萎えナエトルだったのですが
本日も引き続き、天気予報では午後から雨が降ると。
そして空模様はドス黒くなってくる。
もうだめだあ、おしまいだあ。
正直もう肉体的にも精神的にもヘロヘロだったので、
とっとと降りて温泉入って飯食ってネカフェ泊しようと決意し、
三島スカイウォークを後にしました。
お察しの通りの雨。
三島駅に着く頃には結構雨が降っていました。死ね。
もし雨が降っていなければ沼津を拠点に
ラブライブサンシャインの学校のモデルとなった場所に巡礼しようと思ったのですが、残念。
そんなワケで沼津ゆう遊空間を寝床に。
因みにその夜、モバマスのガチャを引いたら
加蓮を引きました。小田原城に参上した甲斐がありました。
加蓮・・・
そして最終日。
晴れ。晴れ。晴れ。
天気が良いということにここまで感動を覚えたことが最近あっただろうか・・・
エイクオウルス
噂のゲーマーズ沼津に来たんですけど、周りの看板がボロボロすぎて驚きました。
これもまたエモいですね。
そして再び西へ。
因みに晴れてはいましたが富士山は生憎雲がかかって見れませんでした。
国道1号を少し離れ、海沿いへ。
おおおおおおおお!!!!!!
ああああああああ!!!!!
ウヒョオオオオオオ!!!!!!
いやこんなん男なら興奮するわ・・・
前日、前々日と雨に降られていたこともあり
そこで溜まった鬱屈な気持ちが
一気に晴れやかになっていきました。
晴れの日の海がこんなに美しいとは・・・
うっすらと奥に例の水門が見えます
組体操現場です。エモいですね。
途中、楽しそうな屋外プール施設も見つけました。
幼年期の皆―!
再び国道1号へ。
目的地(静岡)までは後34キロ。
しかし浜松と名古屋が標識に出るってなんか感動する。
そのまま国道沿いに走る走る。
こちら、左手が高速道、右手が国道1号線になります。
エモいですね。
こういう何気ない風景こそが自転車旅の醍醐味でもあるんだよなあ~~ああ^~~
電車と古民家との夢のコラボ。生で見ると超感動する。
めっちゃ澄んどる。
清水駅 次郎長・・・
こういうの好き
午後の紅茶電車。それにしても駅って感じがしない。
さあそしてそのまま走り続ける事、ついに
長い、長い道のりだった・・・
私、頑張ったよね、もうゴールしても良いよね
ゴール
あの海~~どこまでも~~青かった~~~遠くまで~~~
(AIR 青空)
これにて目的である静岡駅に到着です。
なんと総距離226キロ
自分で自分を褒めたいです。
そしてここから帰路に。
ただ、直ぐに帰るのも味気ないので
観光地に寄って来ようかと。
登呂遺跡。
日本史を勉強していた民なので聞いたことがあった。
田んぼ!田んぼ!田んぼ!田んぼ!
竪穴住居ってヤツでしょうか
これが高床倉庫ですか。
復元物とはいえ、こうして昔の様子を現代でも見れるというものは良いですね。
悪しき風習は消した方がいいと思いますが
文化的価値のあるものを残すことは必要だと思います。
ねっ、そう思うよねtsukubatarou!
\ヘケニシッ!/
昼飯はツイッターのFFの民の力を借りて
五味八珍ってところでいただきました。
そして静岡駅を拠点に
次の観光地へ。
駿府城です。
かつて徳川家康が隠居した城であり、元を辿れば
ちなみに駅からそう遠くないのですが、
もう歩くことも自転車を漕ぐこともできなくなるほど
疲れ果てていたので、バスで行くことにしました。
グーグルマップを使ってバス乗り場まで行き、それらしきバスに乗る。
逆方向行きました。
二つ先の停留所で慌てて下りました。
マジでまた登呂遺跡に行くところだった。
いや、バスの中にいながらタクシーを呼ぶこともやぶさかではありませんでしたが、
自分は選ばれた民ではないので
そんなこんなで城跡公園を周遊。
復権頑張ってくれ。
言うて海道一の弓取りと呼ばれるような人物だし
結構凄かったようですよ。最後がアレなだけで。
徳川家康はかつて幼少期の頃、この今川義元の元に人質となっていたため、
幼少期を駿府城で過ごしていたそうです。
そして時は流れ、再び最期の時までを駿府で過ごす。
老後になってから幼少期に過ごした所に帰ってくるとは
なんとも感慨深いモノでございます。
徳川家康像。いつも思うんだけど家康は基本太っちょに描かれるよなあ
例によって銅像コラをしようかと思いましたが。
いつものモデルだと体型が似合わなかったので断念。
無念…
こういう現代と過去の融合ってなんかいいですわ
ちなみに城跡のすぐ近くには県庁があります。
何気ない風景ですが、
こういうものこそが美しいのです。
さあそしてついにお別れの時間に。
電車に自転車をツムツム
久しぶりの輪行だったのですごく時間がかかりました。
窓から景色を見ていると
あっ
自転車に乗っている時ではなく、電車の車窓から見るっていう
得も言えぬ感情になりました。
そのまま乗り換えに乗り換えを重ねて帰宅。
雨に見舞われたり坂を上り続けたりと凄まじい3日間でした。
さて次は何処へ行こうか。
一旦静岡まで電車又は新幹線を使い、その後再び国道1号沿いに浜松ないし名古屋まで行くのも良し。
北に行ったり東に行ったりそれ以外を目指すのも良し。
いずれにせよ旅は無限でございます。
そんな次に向けて期待とワクワクで胸を膨らませて
本日はこれにて終了いたします。お疲れ様でした。