中国地方 広島近辺旅行
「人の一生には3つの坂がある。
一つ目は上り坂。二つ目は下り坂。
そして三つ目は、、、”まさか”じゃ。
この”まさか”の時の人の動きで、上り坂に押し上げられるか、下り坂に突き落とされるかが決まる。
今この”まさか”を活かす時じゃ。」
おはにし〜!
皆さん新生活及びGWいかがお過ごしでしたしょうか。
僕は12月あたりから年度末までの怒涛の某業務をなんとか完遂したため、
とても穏やかかつ澄み渡った気分で過ごしています。
さて、早速ですが。
実は自分、大河ドラマを見るのが趣味でございまして、
ついこの間、1997年に放映された「毛利元就」というのを見終えました。
毛利元就、三本の矢の逸話で知られてる人です。
三本の矢の逸話は漫画、アニメ問わず創作にもよく出てきますね。ロボアニメ然りそうでなくとも
3人グループだったら大体影響受けてる気がします(偏見)。
さてこの人、三本の矢の話だけが先行してそれ以外に何をしたのか
わからないって人も多いと思います。僕もそうでした。
ざっくり言うと「広島県の小さい村ないし町の長だった俺が
謀略や調略を重ねて気づいたら中国地方の長に!?」って言うなろう系っぽい感じの事をした人です。
まあ、歴史に名を残す人はだいたい事実は小説より奇なりって感じの業績を残していますが。
それはともかくとしてこのドラマを見終わり、なかなか楽しめたこともあって
満足感に浸っていたとき、ふと頭に浮かんだことがあります。
『そうだ、広島に行き聖地巡礼をしよう。』
と。
思えば、広島、そもそも中国地方に行った事が無く、行くにしても何かきっかけが
欲しいところであったのですが、ここでおあつらえ向けの理由が出来たため、
去る2021年4月9日〜11日に中国地方に行ってきました。
9日
先ずは新幹線にて岡山駅へ。
ちなみに自由席でもガラガラでしたね。
デレ4th以来の久しぶりだな
岡山駅に初上陸!
誰や
桃太郎
岡山について一つ覚えている事がありまして、
『食キング』『極道めし』等を描いていた土山しげるさんの漫画で
『大食い甲子園』ってのがあるんですが、そこの冒頭で
「岡山のカツ丼にデミグラスソースがかかっているなんて知らなかったぜ!
そこに生卵をかけるっ!
アツアツのカツに生卵っ!
これがメチャクチャ美味い!」
こう書かれていたんですけど実際はどうなんですかね。
それはそうとして時刻は昼。
お腹も空いてきた事だしカツ丼の話もしたところではございますが
ここで電車に乗り換える
行き先は……
海が見えてきます。そうここは瀬戸内海。
俺たちは今、海の上を鉄道で渡っている。
文明の発展とは凄まじいものですなあ。
饂飩を食するためだけに来ました。
岡山での飯も考えはしたのですが、そもそも四国に上陸した事がなかったので
せっかくなので行ってみようと思い立ち実行した次第。
バンドリダーー!!
平日とは言え人が全くいない。人間どこいった。
さて、
京極氏の先祖、佐々木道誉かあ。
こんなところで目にするとはなあ。
大河ドラマ「太平記」に出てきた高笑いが特徴的な人物(演:陣内孝則)。
劇中で僕が一番好きなキャラです。
最近、週刊少年ジャンプでネウロや暗殺教室を描いた人の新作である
逃げ上手の若君ってのが連載されているんですが、
この人は100%登場する事ですし今から楽しみです。
そして注文後、運ばれてきた実物。
これがバサラなんちゃらウドン。
…………ん?
つ………、つ…………
\ツイタニシーー!!!!!/
四国の愛媛県には大西駅があり、徳島県には大西城があるそうで、
なんとここ香川のうどんにも大西ゆかりの食が。
おそらく高知県にも大西があるんでしょう。四国は大西の聖地なのかもしれません。
そう思うよねtsukubatarou‼︎
ツイタニシうどんを食べ、この後は岡山に戻り後楽園と岡山城を攻めるプランでしたが、
次の電車まで時間があるので少しブラブラすることに。
ちょうどツイタニシうどんを食べていた店から少し南へ寄り道することに。
!?
でっか!
丸亀城なるところとのこと。
こんなに立派で壮大とは思ってもいなかったので、とても驚きました。
時間を気にしつつ登る。
性癖のような石垣。
向こうに瀬戸内海が。
讃岐平野を一望。なんと雄大な眺めでしょう。
個人的衝撃は、これ。
なんの変哲のない平野部に急に出てくる小山。性癖が刺激されますよ。
後で調べたところ、あれは飯野山、通称讃岐富士と言われるもののよう。
もう少し満喫したかったところですが、時間もギリギリなのでここで退散。
またゆっくり回りたいものです。
犯罪臭のする字面。
思ってた以上の満足感を得て丸亀駅を立ち、岡山へ。
グッバイ。
岡山に戻り、岡山城及び後楽園へ。
うっすらと奥に見えるのが多分路面電車です。
アルバムを振り返って、路面電車を撮影していなかったのは一生の不覚です。
無念……
左側が後楽園。右側が岡山城。
見えてきました。
ヒョォウッ!!
軍師官兵衛より。
そういやこの人もさっき話題に挙げた佐々木道誉を演じた陣内孝則さんでしたね。
なお、関ヶ原後は宇喜多は改易、池田氏の居城となり、岡山藩の祖を作ったとのこと。
早速登城します。
今日も街をパトロール!
城内、この日が平日だった事もあってか
人という人が全くいませんでしたね。
人がいすぎるのも考えものですが、いなさすぎるのも寂しいですね。
岡山城、終わり!
そして後楽園へ。
岡山城から川を挟んで後楽園
早速橋を渡ります。
撮影を試みるも風が強すぎて失敗した模様。
早速中に入ります。
美しいですねえ。
造りといい、手入れの行き届いた芝といい、
湖面に反射する景色といい。
心の洗われるような風景でした。
思えば、これによって日本三大庭園(後2つは偕楽園(茨城県水戸市)、
兼六園(石川県金沢市))を制覇した事になりました。やったぜ。
ひまそう。
水をバックに撮影。エモいですね。
閉園時間ギリギリまで満喫し、後楽園を発つ。
そして岡山から広島へ。
さらば岡山。また来る日まで(写真は無い)。
広島駅にて改札を降りたところ、よくわからん人にアンケートのご協力を
無理やり求められたため、偽名(大西)を名乗り適当にやり過ごす。
(アンケートの記入は匿名で対応)
広島に来てまず行ったのがコレ
本来であれば観戦もしたかったところですが
チケットが入手できなかったので断念。
というか、あまりに人気過ぎて入手できる気もしませんね。流石。
その後はホテルに行き、1日目はこれにて終了。
2日目(4月10日)
この日はいよいよ今回の旅の主要目的とも言える場所へ。
レンタカーまでの道中。
いい天気ですねえ。
というわけでレンタカーで出発進行。
久しぶりの運転はなかなかの緊張。
勘を取り戻すまで慎重にlet's go!
しばらく下道に沿って車を走らせる。そして
To やたくん(いつでもどこでも一緒がいいな (hatenablog.jp)
ついでなので毛利の旗印も買いました。
毛利VS北条
夢の戦い。
まだ桜が散っていない
こんなちっさなところから中国地方を制覇したんだなあ……。
少しだけ歴史民俗博物館の中に。
多治比猿掛城がまあそこそこ離れている?といったところ。
左上の福原城跡や桂城跡は家臣のアイツだったり
祖父のアイツだったり、多分そういう事なんだろうな。
撮影可能だったのがこのくらい
再び外に出て、遺構を巡ります。
三本の矢 like 毛利元就
ここ、道路に案内は出てはいるのですが
公民館の敷地内だったため、何処から入ればいいの状態でしたね。
駐車場に戻り、より城に近い所へ車を走らせる。
ここからスタート
百万一心。
一日一力一心とも読めるってのは
よく考えついたなあと感心するばかり。
こう、歩いていると脳内に毛利元就の名場面が
再生されてきます。
だいたい本丸跡
二``ノ丸
三ノ丸
本丸
劇中の数々の場面が
実際はここで繰り広げられたんだなあ。
本丸から二ノ丸らへんを望む
ここがテッペン。
ああっ!お金が!!
僕はケチじゃないのでちゃんと納めました。
こうして下山の途につく。
少し開けた場所へ。
下々の街を望む。
霧は晴れておる。
さらに下ってゆき、駐車場の近くへ。
隆元!!ワシの隆元お〜〜〜!!!
駐車場近くにありましたのが
この人が早死にしなかったら
少しは未来も違っていたかもしれません。
車を停めていた場所まで降りてきたところですが、そこから少し下へ。
どうやら公園として整備されてるようでした。
事前に調べたところ、ここは桜の名所でもあるらしい。
時期的に、もう少し早く行くべきだっただろうか。
そんなわけで一通り満喫し、吉田郡山城を発つことに。
さてここから次の目的地になるが、その前に少し寄り道
多治比猿掛城。
先ほどちゃっかり出てきましたが、毛利元就が
家督を継ぐまでいた居城です。
毛利元就は幼き頃に父母と共にこの城に移るのですが、
その後、父と母と共に死に別れ、早々に一人ぼっちになってしまいます。
が、ここで彼を育ててくれたのが
父の側室である杉の方という人物になります。
劇中では松坂慶子さんが演じていましたが、この人の逆境にもめげないポジティブさと
溌剌さにどれだけ救われたことでしょうか。
正室の美伊の方(演:富田靖子)と並び、本編における女性において
ベストキャラだと思っています。
因みに女性の事を話題にしましたが決してナイキではありません。
松江の東にある安来市にあり、山陰の覇者、尼子氏の居城の難攻不落と呼ばれた山城で
5大山城の一つと呼ばれております。毛利元就の劇中では、
緒形拳さん演じる尼子経久、高嶋政宏さん演じるその孫の尼子晴久、
特に緒形拳さん演じる尼子経久の存在感がとてつもなく、画面に出てくるだけで
目を惹きつけるというか、ワクワク感が凄かったです。
若年期の毛利元就にとって、その存在は敵として大きく、憎悪やら畏怖する存在でも
ありましたが、同時に憧れでもあり手本で目標でもあったというのがとても素晴らしい。
一方の尼子経久も敵である若年の毛利元就の力を買っているのが節々から見られ、
この二人の関係というのは実に尊いものだと思うのです。
経久が死ぬ回のこの2人の対面は本当に良かった。
この後に「謀多きは勝ち、少なきは負ける。戦いの世に生きる男の有り様だ。」
このセリフがいいんですわ。
ちなみに毛利元就、尼子経久、宇喜多直家の3人は、中国三大謀将と呼ばれているとか。
まあ、この三人に限らず、歴史上の名将と謳われたり名を残す人は皆、負の側面を
持っていたりと、悪徳と背中合わせで生きているとは思いますがね…。
そんな尼子氏の居城ですが、ここに行くまでがめちゃくちゃ遠かった。
高速を飛ばして来たのですが、道中の風景も変化が無く、なんとも退屈。
これ、時間大丈夫か??と心配もしつつ、2時間ほど車を走らせて夕方。
ようやく……………
ついたにし〜!
ハッキリ言って毛利元就を見るまで全く知らなかったこの場所。
ここに来る途中、頂上の木々がはっきりと目立ち、明らかに人の手が加わっている山が見えるのですが、
それが月山富田城だと分かったときはたまげましたね。
さあ山城を登る登る
真ん中右あたりの駐車場に停めています
この広場ですらそこそこ高い位置にある
これから登るところ。階段がエグい曲がり具合
どえらい所に来てしまった
ひとまず階段を登りきる
たっか
ここから更に本丸、二ノ丸へ
立派な石垣
脳内でフラッシュバックする劇中の名シーンの数々。
それにしてもすれ違う人がいない。土曜日の夕方だから仕方ないと言えば
仕方ないが、周りは田舎で夕方ってのも相まるとなかなか怖いものがある。
奥が本丸。
一応、ここが頂上ってところですかね…
反対側を振り返ると二ノ丸。といったところですか
山中鹿之介の墓。
墓から来た方角を振り返る。
今日も街をパトロ……街?
いつもの。
二ノ丸の方へ。
さりげに真ん中を拡大すると停めた車が見えますね。
身を乗り出して撮影したところ。
下の広場ですら結構登ったところにあります。
毛利元就の劇中でも難攻不落と言われていましたが、
それが実際に登ってみて分かりました。
そりゃ兵糧攻めが正解ですわ。
一通り満喫したので、こちらを発つことに。
素晴らしい場所でした。
僕も太く長く生き、将来は良いジジイで死ぬより、血飛沫の中で地獄に落ちるような
生き方をしてみたくなりましたね。
さて、次の目的地ですが
この近くと言えば宍道湖という湖があり、そこの夕焼けが撮影スポットであるとか
ナントカ。早速行ってみました。
この先にスポットがありましたが、車が多くて止めれそうにない。
そのままシャーっと行って松江城らしきものを遠目で見て再び。
ほう・・・
既にさっきより日は沈みちょっと微妙な感じでしたが、それでも綺麗なものは綺麗。
良いものを見ました。
本来であればこの後は出雲大社にでも行こうかと思いましたが、時間的に微妙なのでパリィすることに。
まあ、別の機会にでも。
さて来た道を帰す。
ここで一つ問題があり、朝飯を食ってから実はマトモな物を食べておらず……
宍道湖と言えばしじみが有名みたいなんですが、店を探す力も出ず。
ふと思ったのが、名産品とかはだいたい観光をメインに押し出してる店にあること。
そこは所謂観光価格ではありますが、特産品やらを売っているかどうかについては
安定と信頼の店ではあります。
それはだいたい道の駅とか高速のSA。
今から道の駅は少し遠回りかつ営業時間的に微妙なので高速のSAを目指すことに。
今巷を騒がせている宣言でもSAは大丈夫やろw
そう油断していた矢先に立ち寄った宍道湖SA
真っ暗(写真は無い)。
うーんこの。
腹を空かせたまま高速道路を爆走
とりあえずだいぶ進んだ先、というか広島県内に入ってから
見つけたSAで飯を食らいました。
尾道ラーメン+チャーハン
うまい!うまい!
道中、山間を掛けていくせいか暗いことこの上ない
しかし走っていくこと幾時間。
日中に立ち寄った吉田郡山。安芸高田市に入ったところ、フロントドア越しに星々が。
山間の田舎ってこともあり、フロントドア越しだけど非常に綺麗な夜空だったわけで。
そこで目に飛び込んできたのがオリオン座の三つ星。
今日立ち寄った吉田郡山城。毛利氏の居城でしたが
毛利の家紋はこのオリオン座の三つ星が由来になっております。
それを夜に見ることが出来る。奇妙な縁というものを感じました。エモいですね。
感傷に浸りつつ、広島市内のホテルに帰り
2日目が終了しました。
夜の広島城のライトアップされた天守閣を見ながら酒を浴びようとするも、
既に消灯。無念。
3日目(4月11日)。
本日はまず広島城へ。
西軍の総大将ですね。その後、萩に転封されましたが。
今日も街をパトロール!
あそこに見えるのは原爆ドーム……?
爆心地からこのぐらい近かったのんです・・・。
当然、天守閣は戦後に再建されたもの。
ということでお次は原爆ドームへ。
路面電車に乗りレッツゴー。
なんというか、ここだけ時が止まっているんですよね。
外観もさることながら、崩れ落ちた瓦礫がそのままに散らばってるところがさらに拍車をかけているというか。
原爆の恐ろしさの一端を感じられられることが出来たような、
そんな気がします。
旧広島市民球場がありました。
かつての広島カープの本拠地です。
僕の記憶の中では広島市民球場時代はそんなに古くないと思っていたのですが、
広島の本拠地としては2009年3月まで、球場の閉鎖は2010年9月と
もう10年ぐらい経過しているのですね。
ホームベース方面から
だいたい一塁ベンチ
ライトらへん
バックスクリーン付近
右側に原爆ドームが。
広島市民球場と言えば、狭い印象が非常に強いのですが
実際に行ってみてもそれがよくわかります。
そもそもの敷地が狭い中、無理矢理建てた感が強いんですね。
かつてはこんな狭いところでプロ野球が繰り広げられていたんだなあ。
そして宮島に向かう前に平和記念公園に寄り道
再び、路面電車を使い宮島へ。
宮島駅着。
電車降りて直ぐに蘭陵王像が出迎え。
フェリーに乗る
出港
あれは……
厳島神社の例の大鳥居!
しかし今は工事中とのこと。
そして港に近づく
ついたにし〜!
いよいよ宮島です。
平清盛。
因みに北条は源氏ではなく平氏なので
何も問題はありません。
源平の争いにおいて源氏が勝ったってのに、その後の支配は平氏。なんともなんとも。
まあ、源平の争いは平氏というより平家との戦いって感じですが。
これで松島、天橋立、宮島の
日本三景をいよいよ制覇いたしました。
松島に初めて行ったのが小6なのでだいたい16年でコンプリートですね。
島には鹿が。ひまそう。
観光客の飯をふんだくってました。
宮島と言えば平氏以外にもう一つ。
かの毛利元就の人生の中で大きな分岐点となった
厳島の戦いの舞台でもあります。
この男が率いる大内軍と戦いますが、その戦力差はなんと5倍。
にもかかわらず、打ち破った戦いになります。
日本三大夜戦(奇襲)の一つとしても語り継がれており、この戦いに勝利した事で
毛利氏は一気に中国地方における勢力を拡大します。
対照的に、長い歴史を誇る名門、大内氏は没落することになります。
ここが宮島において毛利方が築いた、宮尾城跡。
はっきりとした遺構が残ってれば良かったですが、まあ知る人ぞ知るということで。
先に進みます。
昼飯。焼き牡蠣と牡蠣雑炊。
鉄の味うめえ!!!
金は使うためにある。
厳島神社に向けて歩く。
それにしても綺麗な海ですねえ。
海の北条定期
そして
マジ感動です。
そしてちょうど干潮でしたので下に降りれました。
満潮時はここが海の下だと言う事を考えるととてもエモい気持ちにさせられます。
ちなみに毛利元就OPの、演奏が盛り上がるところで厳島神社をバックに潮が満ちていく
シーンがあるんですけど、これがマジで良いんですよ。
毛利元就OPより。ここすきポイント
.
そんなわけで周囲を散策&境内に入ることに。
圧倒的存在感
満潮時も見てみたいもの。
さて、厳島神社の境内に入ります。
ここから写真がひたすら続きます。
いやーほんまお前素晴らしいなお前
生で来れて本当に良かった。
そのくらい美しい空間ですよ。
遠くに五重塔。
無限に写真が撮れる。
天気にも恵まれ、これ以上ないほど好条件。
来て大正解でしたね・・・。
この後、進んでいたらおみくじがあったので
運試しにやってみることに。
そういや今年、おみくじ引いてなかったな。
どれどれ・・・
凶
あの。
いやあ、まさかまさかでしたね。
こんなところでまさかを実現しなくてもいいのに。
素晴らしい。
これにて厳島神社を満喫。
はちきれんばかりの満足感ですよ。
この後は、宮島ロープウェーへ。
しばし山登りが始まる。
登っていくと、鹿が増えてきました。
かわヨ
マジかわヨ
霊験あらたかっぽく見える
ナイキか?????
ナイキだ。
さあロープウェーに乗り込む。
ぐんぐん上る。どんどん上る。
高くて。
いやマジで高いが。
足震える。
ロープウェーを登り切った先には
ゴンドラが控えておりました。
今度はゴンドラに乗り込む。
こちらも高いが。
そして怖いが。
いよいよ上に着きゴンドラから降り、
ツイタニシーー!!!
今日も街をパトロー・・・街?島?海?
あの辺が厳島の戦いにおいて、毛利軍が上陸した海岸でしょうか?
瀬戸内海を一望できる、素晴らしい眺めでした。
こちらも非常に大満足です。
満喫満喫。
時間も時間なので、フェリーに間に合うように元の道を引き返す。
ここから宮島を発つ。
今度は満潮時に来れたらいいな。
しかし、ハンパなかったですね宮島。
まさかここまで凄いとは。
満足の行く場所でした
では諸君、サラダバー
さて宮島を満喫したのはいいのですが、この後予定だと山口市に行き
瑠璃五光院と大内館と、かつて西の京都と呼ばれていた遺構を
訪れようと考えておりました。
しかし時間的に非常にギリギリ。
更に乗り換えをしくじる痛恨のミスをかましてしまったため、
急遽時間的にギリギリまだ間に合いそうな防府天満宮へ。
車窓から。煙モクモクです。
新山口駅。
デレ5th福岡で帰りに鈍行青春18切符チャレンジした以来でしょうか。
あの頃から4年近く立ち、自分は一体何か変わったのだろうか。
ここから乗り換え、防府へ。
ちなみにこの区間、SUICAといった電子交通マネーが使えません。
地方の主要都市かつJRってのにこの感じ、地元を思い出します。
防府に着く。ここから時間が時間なのでダッシュで防府天満宮へ。
周防国衙とか毛利博物館とか、時間が許せば行きたい・・・
うう、桃子・・・
防府天満宮になんとか着。
しかしここしか撮れんかった。
山口県については悔いが残るのでまた改めてですかね。
新山口駅の新幹線ホームから景色を望む。
新幹線に乗り込む。
今回の中国地方旅行、なかなか満足のいく旅となりました。
惜しむらくは山口県ですね。ほぼ何もしないままに終わったので・・・。
大内館やら瑠璃五光やら、それ以外にも錦帯橋やら萩やら下関やら。
いつか山口~福岡旅行と題してリベンジをしようかと思います。
それでは、これにて終了です!
おつにし〜!
静岡〜名古屋自転車旅行
「 人生とは断る事の連続」
おはにし〜!
皆さま、コロナ禍で如何お過ごしでしょうか
過ぎ去ったあの日々は遥か遠くに行ってしまい、当時を懐かしみあの頃は良かったと思いを馳せているところでしょう。
それはそれとして約1ヶ月半前の8月6日から8日まで静岡〜名古屋まで自転車旅行を敢行してきました。
要は昨年のGWの続きです。公開が遅れたのはダラダラと書いていたせいです。
初日 https://peyp.hatenablog.com/entry/2019/05/06/192328
2日目~3日目 https://peyp.hatenablog.com/entry/2019/06/05/225930
東京〜静岡に行ったときのようにスマホの地図アプリを使わずに、かつ基本的に国道1号線を使おうと思っていたのですが、調べてみると結構自転車通行禁止区間が多いのなんのって。驚くほど多かったですね。
まあでも情報を制する者は女も制するということで、可能な限り下調べはしておくわけです。どうせ走って行くうちにガバるのは目に見えていますが、やれるだけのことはやっておかないとね。
それはそれとして、一先ず出発。
小田原から新幹線でスタート地点の静岡へ。
とりあえず小田原で記念撮影
第9代シンデレラガール記念に
いつか登城しますので待っていてください。
(9月5日に登城しました。)
さて、静岡に着きました。
ここで輪行した自転車を組み立てる。
非常に暑く、組み立てている間に汗が吹き出す。
そして完成し、いざ出発に向けていつもの掛け声。
皆さんはアイドルマスターミリオンライブという作品をご存知でしょうか。
この時点で分かる人はもう分かったと思います。
というわけで。
朝はあいさつ!おはよう!
\オハニシ!/
おはよう!
\オハニシ!/
さっぱり起きよう!洗顔!
\センガン!/
洗顔!
\センニシ!/
イケてる洋服!お着替え!
\オキニシ!/
パジャマは!
\タタニシ!/
出かけるときには
ツイタニシーーーー!!!!!
さあ国道1号線だ!!
テンション上がってきたぜーーー!!!!
標識が示すようにまだまだゴールは遠い
そんなこんなで自転車を走らす
まずは最初の山間を走る。
今回、山という山は殆ど無く、あるとしても初日だけなので今日を過ぎれば後は平地のみというなかなか距離を稼げそうな行程です。
昔はここに宿があったんですね。東海道沿い。
在りし日の先人達を思うと非常にエモいですね。
ついたにしポイント
天気は良いけど増水してんな
自転車を走らすことウン時間
ついてしまった某艦娘の名前の元となった大井川へ
荒ぶる大井川
それにしてもどデカイですねえ(こなみ)。北上川よりデカい。
大雨の時にはこれが猛威を振るって襲ってくるのですから、
大自然とは恐ろしい。
川遊びをするときはライフジャケットを忘れないでね!
せっかくなので、これは数年前に撮影した荒ぶる北上川
さて、写真の空を見てみると気づくかもしれませんが、
天気がびっくりするほど良かった今回の旅。
当然景色も良いのですが・・・
暑い……
非常に暑い………
死ぬほど暑い…………
???「(熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)」
+ぽけまい+ 第四回ハガネールオフより引用
熱中症対策として塩飴と水分を大量に用意はしたんですけど、それ以上。
頭はクラクラするし、汗はダラダラ止まらない。
クレイジーサイコレズ川を通過していたとき、正直フラフラでした。
これは冗談抜きでヤバイぞと、頻繁にコンビニに入り涼を取ったり栄養補給したりとしましたが、それでもヤバい。
スマホで必死に熱中症対策の食べ物飲み物を調べたり、コンビニのイートインでグダーっとなるぐらいな状況。
本当にヤバいのはコロナじゃなくて熱中症ですよ。暑い中自転車乗ってマスクしている人は正気か???未知の病じゃなくて身近にある症状で死ぬつもりか???
合宿で疲れ果ててしまった男の気持ちがよく分かります。
そして少し休んで体調も少し回復したところで始まる峠道。
割とマジで死を覚悟しましたね。
しかし体調は悪くても景色はエモい
この辺から下り坂
さっきの場所があんなに遠くに
休憩所に到着。
そこそこの数のドライバーが休憩してそうな場所ですが
コロナのせいか誰も居なかったので独占して休憩。
既に夕方でしたがまだまだ暑い。クーラーの効いた部屋に駆け込みたい。
トンネルを抜けた先は国道1号と並走でした
隣でビュンビュンと走る車を傍目に
側道を掛けていく自転車(写真は無い)
そしていよいよ掛川へ。
いつしか道の駅を回る旅というのも面白くていいかもしれません。
無謀かもしれませんが。
バナナにウイダーにポカリと、これに梅干しとおじや諸々を加えれば刃牙になれましたね。
死ぬわアイツ
そして掛川城へ。
東海道新幹線に乗っていると掛川を通るときに窓から見えるくらい目立つ掛川城であります。
掛川城と言えば2006年に放映されたNHK大河ドラマの功名が辻ですねえ。子どもの時に見ていました。
まさか10数年経ってからこうして来るとは思わなんだ。
今日も街をパトロール
殿様気分になって掛川市内を一望できて良いですね。
掛川城をバックに食べるアンチョビキャベツがうめえ〜!!
身体に沁み渡るぅ〜!!
疲れもあったからかマジで美味かった。ありがとうグランドホテル
当初の予定としては、この後愛野に行ってから袋井か磐田あたりに泊まろうかと思っていたのですが、身体が限界に達していたので掛川に泊まることに。
東横インさん対戦よろしくお願いします。
(写真忘れた)
そしてこれは夜にライトアップされる掛川城。
エモいですね。
そんなこんなで1日目が終了。
約60キロ。
距離的にはそうでもないけれど疲労と体調がマッハだったのでまあこんなもんか
後、昼はあんなに暑かったのに夜は涼しいんです。東京とはちげえや。
夜も暑くて寝れないレベルだと思っていたよ。
そして2日目へ
2日目の目標としては浜松を経由して豊橋まで行くことにし~ました。
ただ、昨日の今日で体調が不安定になるかもしれないので、
無理をしない事を念頭に出発
田舎のどかだなあ
そんなこんなで自転車を走らせ目的地へ向かう道中、新幹線の高架上に
周りが田んぼ田んぼで何もないところを走る新幹線。エモいですね。
それにしても夏は緑が映えますねえ。
ギリ新幹線撮れた
さて、本日最初の目的地ですが・・・
ああ、あの会場は………!!
知っている……正確には現地入りしてないから知らないけど、私は、この場所を、知っている……
社会人1年目(今から3年前)に実施された
アイドルマスターシンデレラガールズの5thライブ。
それが様々な会場で行われましたが、ここ静岡エコパアリーナでも催されました。
友人がほぼ最前を取れたらしく、開幕で赤城みりあちゃんと龍崎薫ちゃんのRomantic Nowを聞けたとか。
この会場に着いた途端、僕にも聞こえました。
併設されているスタジアムへ。世間的にはこっちの方が有名かもですね。
それにしても非常に立派だ。
どこかJリーグのホームグラウンドとして使ってないのだろうか。ジュビロ磐田がたまに使うみたいですが、なんとも勿体ない。
グラウンドに向かうこの道はいいよな……なんていうか血が冷たくなるというか
おそらくオタク達が歩いてきた場所
駐車場でっか ひっろ
オタク達が使ったであろう自動スロープ
ここに見えますのが愛野駅。
またいつか来れる日を楽しみにしています。
さて、そんなこんなで県道に合流
この辺の国道1号は自動車専用となってるみたいで……県道を使うことに。
県道とは言いますが昔で言うところの東海道というやつでしょうか?
ちなみにこの日も結構暑かったんですが、昨日よりはマシでした。
風もあったお陰ですかねえ。
ですが、暑いことには変わりありません。
そこで昨日の反省を生かして首と脇に貼るタイプの冷えピタを買って貼ったのですが、自転車を走らせている間に見事どこかに消えました。
後は信号待ちのときに定期的に水を頭から被ってなんとか暑さを凌ぐなど。
はたから見るとどうしたんだコイツって思われるかもしれませんが、
暑いのでみんな理解してくれたことでしょう。
水を被ったからと言って性転換はしません。よく考えるとあの漫画、時代を先取りしていたんですね。
自分、高校ないし大学ぐらいまでは夏という季節が好きだったんですけど、
ここ最近の酷暑の経験を経て、自分が好きだった夏は
東北、故郷の岩手の夏であり、関東の夏では無かったのかな・・・と思い、
なんとも言えないお気持ちに。
まあそんなこんなで自転車を走らす。
おめでとう!磐田市に入りました!
とはいえそんなに写真は撮っていないので道に沿って走る。
走り続ける事ウン時間、時間はだいたい正午付近
遂に大きな橋が見えて来る
キタキタキタキタ
そうここを流れますは天竜川
大井川もそうだが本当にデカい。
一級河川の名は伊達じゃないですね……
水量の多さが半端ない。フフ怖
長い長い橋だったが、それもいよいよ終わりが見え・・・
遂に浜松市へ
この間、最高気温を更新しましたね。
この日も暑かったです。
性癖のような景色
思わず頭をかいて手を擦り合わせたくなりました。
こんなところに静岡大。
ここまでするくらいならアンブレラ方式で静岡共同法人浜松大学とかにした方が良いのでは。としみじみ思う。
さて、浜松の飯と言えば餃子と浜名湖のウナギが有名なわけで
勿論食べないわけにはいかないですよねえ。
デンッ!
美味すぎてタニダが出てきました。
それにウナギは夏バテに効くそうなので、このうだるような暑さにも効果テキメンですね
そして食後、浜松市内を走る走る
エモい
浜松市と言えば、ゲームブランドkeyの作品であるplanetarianの聖地でもあるそうで、
特に浜松駅前なんかはまさしくそうみたいです。
上に挙げている写真達も背景に出て来るんでしょうねえ。
劇中のプラネタリウムがある建物は既に取り壊されたようですが・・・。
浜松市役所。お仕事お疲れ様です。
あれは………!!
ついでに立ち寄ったのが浜松城。
かの天下人の徳川家康が関東に転封されるまで本拠地とした城です。
思えば今回の旅ではこの人がどこもかしこに出てきます。まあ、今回の旅は遠江と三河がメインですから、そりゃそうですねえ
若き日の徳川家康・・・
今年は風間俊介が演じていますねえ。
徳川家康と言えば誰をイメージするのが多いんでしょうか。
僕は西田敏行です。
登城風景
そういえば、僕は見ていないのですがおんな城主直虎の舞台も浜松みたいで。
関係ないですが、いつかのツイッターで流れてきた
「イエッ大河ドラマ オタク城主家虎」には笑いました。ファンの方すいません。
城ってのは町の行政機関の中心にあるんだなあって。
北条による三河遠征
今日も街をパトロール
浜松城への登城も終わり、再び先に進む
こっから浜名湖までずーっと東海道を走っていくわけでございます。
道中、コンビニに立ち寄り野菜スティックの美味しさに感動したり
頭から水を被る用に買っていた2リットルの天然水が気づいたらお湯になってたりもしつつ、自転車を走らせること約1時間
ついに!
浜名湖へ!!
きちゃ~~~~~!!!
地図を見て現在地を確認することは旅の基本でございます。
弁天島に来たので、例の鳥居を見ることに。
ヒョオウッ!
溢れ出る南国感
真正面から。
エモい。
ガヴリールドロップアウトの聖地らしいですね。
我ながら良い感じ。
後ろを国道1号が走っているのですが、それがまたいい味出していると思うんですよ。
そんなこんなで鳥居付近を堪能。
気づけば時間も午後になっており、この炎天下の中ですので発汗量も尋常じゃないワケで・・・
早く水風呂に飛び込みたくなったので、少し寄り道して温泉に入ることに。
ここは弁天島駅
凄い所走ってるなあ。
西日を望む
ついたにし~!
いやね、本当に水風呂が神(写真は無い)
真夏の日に外で運動した後の水風呂は人権ですわ
そんなこんなで休憩後、
次の目的地は浜名湖ガーデンパークへ
これが浜名湖の夕方の太陽。
太陽の光が湖に反射して
まるで光の道が出来ているかのよう。エモいですね。
ついたにし〜!
どうやら公園内にサイクリングロードが完備されているらしい。
素晴らしい配慮。
閉園間際であり、平日のためか人が驚くほど少ない。
入口近くに広大な駐車場があったが、ほとんど埋まっていないところが
寂しさを増幅させる。
本来は夏休みだし、コロナ禍でなければ全然違ったろうに・・・
うーんこの風景最高や!
そんなこんなでガーデンパークを離脱し、再び国道1号を目指す
さらば浜名湖
さよにしは悲しい言葉じゃない
風呂にも入ったせいか、空腹が襲ってきたのでコンビニで補給。
パスタサラダクッソうめえですわ!!!!
そしてここから長い長い道のりに。
日も沈みかけたなか、真っ直ぐにどこまでも伸びる道。
ただひたすら一心に小野田坂道くんよろしくペダルを回す機械になっておりました。ああああああ(ぐるぐるぐる
最後の方に峠とまでは行きませんが少しだけ登りが。(写真は撮り忘れた)
足やら何やらが疲労でマッハのなか、自転車旅の後半に訪れる登りは本当に勘弁して欲しいですわ。
道中の写真
写真だと明るく見えるが、実際はかなり暗い。
車通りもほとんどない。
そして走ること、ついに!
おめでとうございます!
あなたは〇〇番目の愛知へのお客様です
なんというか、こう、感動ですよ
いよいよ愛知に来たんだなと、ここまで来れたんだな、と。
国道1号線に合流。
ここからは長い長い国道1号ライフに
ここまで来れたよ!
またいでしまいすいません。
さらに漕ぎ続けると見えてくる路面電車。
関東ではあまり路面電車に馴染みがないので、
このようなモノを見れてとても良いですね。
そして路面電車が見えたということはゴールが近いということ。
\(>◇<)/ツイタニシー‼︎
本日のゴール地点、豊橋駅です。
誠にありがとうございました。
本日の走行距離、だいたい90キロ
そんなわけで適当なチェーン店で味噌カツ丼を食し、眠りにつく本日。
日焼けが肌に染みる……
3日目、最終日。
豊橋までなんとか来れたので、目標は名古屋
まあ距離的にはそこまで大したことはないやろw登りも殆どないしw
と、言いたいところではあるが、今回の旅は距離や登りより暑さこそが最大の敵。
今日も初日レベルに暑くなりそうだ……
夜だとよくわからなかったけど
路面電車の道路ってこんな感じなんすね
ゴール地点名古屋まで70キロぐらい。
無事辿り着くことが出来るか
道中、デカイ鳥居を見つける。
霊験あらたかな何かがあるのやら何やら。
本日のルートは迂回路もなく、ひたすら国道1号線を走っていけばよく、
キツい登り坂も無いため、迷うことも特段無いのが幸い。
しかし裏を返せばひたすら単調
非常に穏やかな道。
そしてとりとめもなく走って行き
気づいたら岡崎市に突入。
イヤッホウウウ!!!岡崎最高ゥゥゥゥ!!!!!
このネタ、いつまで通じるんでしょうか・・・
どうやらこの辺も昔、宿だったようで、
それを示す遺構がここに。
さらに進んでいくと東海道と国道1号の境目の碑が。
かつて生きていた人々は左を通り、現代の人は右を通る。
非常にエモいですね。
近藤勇のお墓って何処にでも無いか??
あと50キロぐらいかあ…
田舎あるある
ちょっとした小山に神社がある
それに向かって鳥居がある。
しかしなかなか風情があるんだなあ
さらに進んでいくと右手に三河高校。誰か有名人いたっけ。
ここでひとまず休憩を取ることに
道の駅藤川宿。
いつか道の駅巡りってのもやってみようか。無謀な気もするが
今回の旅では何処にでもいる家康公。
夏バテにはどうやらバナナが効くとの事なので
併設されていたミニストップでバナナを補給し再開。この3日間で栄養の大切さを実感しました。食生活を見直します。
しばらく走っていくと街中に。
ここは岡崎市役所。
皆さまお仕事お疲れ様です。
そしてすぐ先には
これは70〜80代の地元のおじさんに撮ってもらった写真。
どうやら撮影してくれたおじさんもチャリ乗りだったらしく、若いときの道路状況やら3ヶ月くらい仕事の休みを取ってアメリカを横断したりしたらしい。酷暑じゃなければもうちょい聞けたんだが……。
岡崎城、かの徳川家康公が生まれた城でもあり、本拠地を浜松に移すまで居城としたところでもあります。
本田忠勝像
しかみ面。おそらく脱○したアレ
天守を望む
エモい。
今までそこそこお城を見てきたと自負してるんですけど、
ここは堀の深さが一際目立ってて良き。
エモい
北条による岡崎攻め
折角なので、というか中に入って涼みたいので城に入ることに。
学べば学ぶほどこういうのが好きになる。
教養とはあればあるほど人生が豊かになると言いますが、まさにその通りだと思います
今日も街をパトロール
ちょいとだけ休憩したのち、城を出て一号沿いを再び走る。
静岡の時も書いた気がしますが、現代と過去の融合って良いですね。
そして岡崎城を出て北上。
流れるは矢作川。
安城市。
東海道新幹線の三河安城駅から一駅と考えると近く感じるけれど、
実際はまだまだ長いんだなあ・・・
名古屋まであと30キロちょい……
知立市。
そういえば昨年、名古屋に行った時に泊まったネカフェが
この辺だったような思い出。
しかし探して見たが、それらしきものは見つからず。無念……
刈谷市。この辺は特に撮影するものも無かったため市の表示が出たら撮影って事をロボットのように繰り返す
この辺でいよいよ調子が悪くなってきたので
コンビニで長い休憩を取る。
暑さには勝てん。
そして再開し、遂に……
キタキタキタキタキタキターーー!!!
いよいよ名古屋市。ここがアジアTopの日本製か、、、
長かった、非常に長かった……
後はゴールの名古屋駅に着くだけでございます。
名古屋に入って直ぐの表示
左に桶狭間古戦場跡とな。
というわけで寄り道
………なるほど。
桶狭間、その名の通り桶のような谷底になっている地形のそうで。ちょっとした丘と丘の間の窪みって感じでしょうか。
ここから伝説が始まったと思うとエモいですねえ。
今度は公園か……
史跡の跡地ってのは公園になるものだなあ
そんなわけで前進
おそらく右に見えるのは高速道路。
名古屋ないし岐阜あたりまでつながっているのでしょう。
ここいらで標識を見ていると、左にどこかで目にした名前があったため、
ちょいとばかし寄り道してみることに。
エッッッッッ
いやあ、いいですね(語彙消滅)
そうして陸橋の上から見えたるは
あ、あの建物は……!
バンドリの会場だーーーーー!!!!
ラブライバーですかあああああ!?!?!?
いつかこの会場に行くことになったら
チャリでここに来たことがあると謎の優越感に浸るのでしょうね。
そんなわけで再開再開
暫く走って行くとついにこの旅でお世話になった国道1号線に別れを告げることに。
また会いましょう。
次は名古屋から四日市を経由して草津、京都に行くときまでサヨナラだ。
この後はとりあえず真っ直ぐ真っ直ぐ自転車を走らせる。
何だこの道!?!?
歩道橋を渡っているがてら、つい撮影してしまった。
いやあ、何だこれ・・・って感じで感動していましたね。
鶴舞公園なるところに到着。
奥に見える建物が名工大らしい。
さて、先を急ぎます。
そんなこんな適度に走っていると
何やらどこかで見たことのあるモノが。
あ、あの道の向こうにある陸橋は・・・!!
ああっ
あ、あれは・・・!!!!
遠い夜空に こだまする
竜の叫びを 耳にして
ナゴヤドームにつめかけた 僕らをじぃーんとしびれさす
いいぞがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ!!
ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
知っている・・・私は知っている・・・。
私は、この場所を、知っている・・・
思い出の地、約束の地へ無事辿り着くことができました。
昨日はデレ5th
今日はデレ6thと7thと、3年分の思い出に浸ることが出来ました
時は違えど確かにここにいたんですね。
エモいです。
頼む、この日に帰してくれ。
そんなワケで名古屋駅に向かう
道中、名古屋城がありましたが
寄れなかったので昔の撮った写真をここに
また性癖のような道を・・・
うーん、良きかな。
そんなワケで!
アレが伝説の名古屋駅・・・
長かった、非常に長かった。
この後は帰るだけなのですがとりあえず少し汗を流しに。
両サイドに破天荒な暴れん坊
#今日の232
マジでクソ暑い日の水風呂は神か何かか???
この三日間、それを強く感じたのであった。
そして名古屋メシということで
台湾ラーメンを食したのだが、これがなんとまあ美味い。空腹ってのもあったのかもしれませんが、本当に美味い
美味すぎてタニダが出てきました。金は使うためにある。
汗を流し外に出るともうすっかり夜の街に。
いよいよこの旅もお別れのときが来たようで。
終わったよ、アブドゥル、イギー、花京院・・・
3日目もだいたい90キロ。
そして写真が3日間の総走行距離。
前回の静岡までと同じくらいだろうか・・・?
あとは新幹線に乗り込むだけなのだが、台湾ラーメンだけでは
腹が膨れないので、駅構内できしめんを食すことに。
仕方ないんや、カロリーを消費しすぎた。
直な気持ち da きしめえええええええええええええええええええええええん!!!!
駅のホームから見る何気ない景色も
こうして自転車でここまで来た経緯があると非常にエモく感じます・・・
新幹線はあり得ないほどガラガラです。本当に土曜日なんでしょうか。
帰りの新幹線に乗っていると、停車駅のアナウンスを聞くたびに、
三日間かけてヒィヒィ言いながら走った距離は、新幹線だとたったの1時間半ぐらいだって事を思うとなんとも不思議なお気持ちになります。
さて、次回は来年ですかね。
名古屋から国道1号で四日市、草津、京都ときてゴールの大阪まで辿り着くことができればこの旅もおしまいでございます。
最後の難所、鈴鹿峠がありますのでそこを過ぎれば実質勝利と申し上げても
過言ではないでしょう。
後は走る季節です。真夏の自転車旅は死ぬことをこの身をもって実感しました。
気候や太陽を考えると、春、5月あたりに実施するのが一番良いでしょう。
国道1号が終わったら次は国道2号と、どんどん西に向かって走る事にしますか。
人の欲望は飽くことを知らないんですよね。
さて、本日はこれにて終了。
それでは次回まで!!
おつにし~~!!!!